3,000を超えるゴルフコースを有する日本。

日本は1970年代からの高度経済成長期の影響で、とくにバブル経済時代にゴルフ場開発が一気に進み、プライベートのゴルフ場を加えると3,000を超えるゴルフ場が日本にあります。これはアメリカに続いて世界で2番目に多く、かつ、ゴルフの発祥国であるイギリスよりも多く、世界には38,000以上のゴルフコースがあるのですが、そのうちの10%に満たない数が日本にあるのです。

そして全世界の82%の国にゴルフコースがあるのですが、オーストラリアやカナダよりも国土の狭い日本にこれだけの数のゴルフ場が存在してることは特筆すべきことなのです。またゴルフ場の数だけでなく、日本の四季、独特な地形や自然環境がもたらす日本のそれぞれのゴルフ場の体験は、世界を見渡しても日本にしかない唯一無二のものが多いのです。美しい富士山を眺めながら、プレイ後に温泉につかって疲れを癒やして新鮮な魚介類に舌鼓を打つ。こんな贅沢なことは日本のゴルフ場でしかできません。

ご存知でしたか、日本には世界で2番目にゴルフ場の数が多いことを。

低迷している日本でのゴルフ人気。

素晴らしいゴルフインフラがある日本ですが、残念なことに日本ではゴルフ人気が低下・低迷しています。この背景には、日本国内の様々な他のスポーツの台頭や関与、そして国内の経済的および文化的価値観の変化の影響など、いくつかの要因に起因しています。

低下の大きな要因の一つは、日本の既存ゴルフコースの約90パーセントを占めている、民間が運営するゴルフコースが直面している経済的なビジネス問題です。バブル経済時代に作られたビジネスモデルのまま経営されているゴルフ場が多く、過去の成功体験から簡単に抜け出せない背景や事情がビジネス問題をさらに悪化させています。また、ゴルフが高齢者のスポーツと勝手に見なされ、プレーのペースが遅く、1ラウンドに6時間から7時間かかることがあるため、若い潜在的なゴルファーにとって魅力が少なくなっていることも他の要因の1つです。

このような影響により、1996年以降の日本におけるゴルフ競技者は40パーセントの減少につながっていますが、それでもこの魅力あるスポーツに情熱を捧げている人たちは、日本だけでなく世界中にたくさんいて、日本の素晴らしいゴルフコースも存在しています。そして、日本のゴルファーたちは自分たちの競技力や試合内容を改善する強い意思と、ゴルフ活動に時間とリソースを投資する意欲がまだまだあります。

富士山が見える素晴らしい日本のゴルフコース

素晴らしいインフラの再活用を。

このような日本のゴルフ市場背景が日本の多くのゴルフ場の経営を苦しくし、ゴルフ場の維持に苦労している方たちがたくさんいます。広大な敷地の管理が必要なゴルフ場ビジネス経営は簡単ではないのです。そして、ゴルフ場自体を手放すことも簡単ではありません。いざ売却しようとしても、ゴルフというニッチなビジネス領域に関わっている方や企業が限られていることや、ゴルフ場を維持するコストが非常に高いので、買い手を探すのにも一苦労です。

私たちWDC GOLFは、このような市場問題を解決するために、ゴルフ場のM&Aのコンサルティングと仲介を行っています。ゴルフトーナメントを自社で主催してきている経験と、多種多様な経営陣メンバーの背景やスキルでもって、採算がとれていないゴルフ場の経営コンサルティングを行い、新しいビジネスモデルのコンセプト開発を行い、買い手の方々へ安心して購入していただけるように様々な提案を売り手と買い手の間にたって仲介しております。

 

1.

税理士資格を持つ経営コンサルタントによるデューデリジェンス(買収監査)

2.

UXデザイナーによるビジネスモデルの再設計・再提案

3.

自社主催のゴルフトーナメントの活用と販売チャンネル拡大

買い手を探している売り手の方へ

一般的な企業のM&Aと違い、ゴルフ場のM&Aにはゴルフ業界特有の慣習や法律の理解が必要です。こういった背景がゴルフ場の売買を難しくしている要因の1つですが、WDC GOLFでは売り手の方々に満足いただける価格・条件で契約が成立できるように様々なスキームをご用意しております。

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売り手を探している買い手の方へ

ゴルフ場だけに限らず一般的にM&Aは非公開にクローズドな環境で行われており、売り手の情報を探すことは非常に難しいです。ですが、ゴルフトーナメント主催10年以上の実績をもつWDC GOLFでは、日本だけに限らず世界中のゴルフネットワークを有しており、信用のおけるビジネス情報でもってM&Aのコンサルティングと仲介を行っております。

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